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弘法大師護摩灰手形
この度、弘法大師様作「弘法大師護摩灰弁財天并十五童子塑像」が当寺へ寄贈されました。
弘法大師様が、天長七年七月七日(西暦830年7月30日)江ノ島弁財天で一万座の護摩修法を行い、その灰で弁財天像を作り、裏面に手形を押して、花押を添えたものです。
レプリカは、世界中にたくさん広まっているのですが、その元となった真作は七枚あると言われ、そのうちの一枚であります。
以前の所蔵者が、平成七年から三年間、神奈川県立歴史博物館に寄託し、調査していただいたこともある、学術上も貴重な存在です。
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